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特化型美容師に対して感じること

我が師匠に10年かけてオールランドプレイヤーとして育てていただいた美容師としての自分自身。最近の特化型美容師のあり方は新鮮で、美容室と美容師の一つの在り方だなぁと感じる反面、不安要素も感じることがある。

美容室はまだ良いとして、そこではたらく美容師はこの先も特化型として活躍出来る美容師と、活躍出来ない美容師に2 二分化するのではないか。と感じている。

昨今の早期育成の要因でもある特化型美容師

特化型と言いつつ、そのジャンルしか学んでいない状態でスタイリストデビューするパターン。

ダメとは言わないが、流行りが変わるたびに学び直すのか?学び直しをしている美容師の割合なんて凄く少ない。もし学び直さなければ流行と共に客数も売上も下降する可能性もある。

最近よく目につくのが『メンズ特化』。早くスタイリストデビュー出来るかもしれないけど、女性客を外すという事は、対象顧客となる人の約半分が無くなるという事。そしてメンズ客は客単価が上がりづらいジャンル。昔よりは単価アップしてるかもしれないが、女性客単価と比べたらまだまだ。

時代の移ろいに変化出来るのか。とても心配になる。

特化型美容師を目指すなら、まずはオールランド美容師を目指せ

子供から高齢者まで。

カット、カラー、パーマ、ヘアセット、和方セット。その他にも沢山あるが、何でも吸収するのが早い若いうちに幅広い技術力を身につける方の僕は良いと強く感じている。

20代の内に幅広く技術やデザインを身につけておけば、30代はその幅広い技術と知識、感覚を武器に時代に合わせた特化型美容師にも変化出来るだろうし、サロン経営をするにしても選択肢が広がりやすい。

時代が求めるニーズは変化し続ける。その事が分かれば特化型美容師で早期デビューがリスク高いか感じてもらえるはず。

まずはオールランド美容師を目指し、その先に特化型美容師を目指す。

世界は広い。勝手に特化型とか気ない方が良い。幅広く何でも吸収し、その先に必要かとされる特化型になれば良いと思う。

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