種を撒く。
肥料をやる。
水をやる。
雑草などを抜く。
の繰り返しで花が咲く。
プライベートも仕事も同じ事が言えるなぁとつくづく感じる。
今日は仕事の種まきについて書いてみる。
美容室の課題新規集客と再来店率
サロンではお客様を分類する上で、新規顧客と固定客、ファン客などに分類して経営上の数次管理や現状把握をしています。
6ヶ月単位でみた美容室の新規集客率が10%を下回る、再来店率が90%を下回ると緩やかに客数減少が始まります。
新規集客率も再来店率もどちらの数字もとても大事。
ただ、新規集客に関しては種まきをしなければ来店していただくチャンスも得られません。
新規客を花に例えれば、ツボミのような存在感。
そこからファン逆→花が咲いた状態まで育てる。
美容室における種まきから開花までのイメージです。
美容室における集客の種まきとは何か
集客における種まき。それは広告宣伝しかありません。
ただし、広告宣伝のアプローチ方法は年々と変化してきています。
20年前。僕が美容師を始めた頃は、お客様の口コミによる紹介、紹介カード、ポスティングなどの物理的な流れが主流だった。ファッション誌やヘアカタログ、専門誌に掲載されるサロンは氷山の一角に過ぎず、アナログ感が強かったなとむかしを思い出す。
現在の集客の種まきはどうかというと、
- 各種SNS
- ホットペッパー ビューティー
- Googleマイビジネス
- フリーペーパー
- 紹介カード
- YouTube
スマートフォンの出現によりSNSが普及。
有名サロンでなくとも、自己発信が可能な時代になった。
近所の美容師がデザインしたヘアスタイルをSNSでチェック出来る。
ホットペッパー ビューティーて、サロンの口コミをチェック出来る。
メニュー金額も事前にチェックすることも出来る。
昔のようにサロンに行ってからのお楽しみというわけでなく、事前にサロンの情報をしっかりチェックし把握するした上で来店するといった流れになった。
情報社会と言われる所以をとても強く感じている。
定期的な情報を更新をしなければ掲載していないのと同じかそれ以下
SNSのアカウントはあるけど更新していない。
ホットペッパー ビューティーも掲載してるけど、ブログやヘアスタイルを更新していない。
更新していない。
これは危険信号。
昔は広告宣伝費を支払い掲載すればお客様が来店した。誌面上の少ない情報量で不安があっても来店してくれた。
SNSが普及した令和の時代にそんなミラクルは絶対に起きない。
20年前の暑い日にポスティングする辛さ。
もし現代の温暖化が進んだ気候のなかでポスティングしたら、美容師さんを辞めてしまうかもしれないですよね。
ポスティングするなら、ブログを書け!
実際問題ブログ書くのがbetterな行動。
ただ、ブログ更新できない、更新したいけど作業が進まない。更新する気すらない。
様々な気持ちを持った美容師がいます。
ただ、広告宣伝の在り方、やり方は大きく変化した。
立派なブログを書く必要はない。
自分が書ける、簡単なブログ。
これがお客様にとって有益な情報になるのだから。
あなたが書けるあなただけの情報。
これが大事。
ブログ投稿3ヶ月。の種まきで新規集客率5%アップ
自店のスタッフですが、ブログを定期的に更新したところ、新規集客率5%アップ。
たった5%かもしれませんが、美容室の新規集客率は10%当たりが目標値。
素晴らしい数字です。
ブログを投稿するメリットは他にもあります。
投稿するために記事を書く。専門的なことに触れる時は間違いがないように資料を集め調べる。
結果的に新規のお客様、固定のお客様関係なく、説明力や提案力が上がり美容師の自信向上につながっている。
今はまだ3ヶ月の継続かもしれないが、1年、2年と継続すればすごい力がつく。
過去の遺産で飛行しているベテラン美容師はいずれ追い抜かれる。
時代は日々変化している。
価値観も変化している。
提供してもらうのか、提供するのか。
大きな違いだ!
頑張っていこう!