情報格差。
インターネットやSNSが普及した昨今、問題となる一つのワード。ただ、インターネット上で自身が情報収集する中での状態格差は仕方のない事と受け入れる事ができるが、美容室における城格差は美容師のコミュニケーションの在り方が原因としか思えない。今回はそんな情報格差について書いてみる。
受け入れてくれる、聞いてくるお客様だけにしかお知らせしない現象
新しいメニューだったり、新しい商品。綺麗になる提案全般を一度はしてみるものの、断られた経験からからなのか、お知らせしたり、説明したりすることを躊躇う美容師が多いという事実がある。
躊躇した結果、お知らせできないのは仕方ない面もあるが、知識不足、面倒臭い、習慣化していないなど、美容師自身の勉強不足が原因もある。
業界自体に技術やデザインの勉強をする風潮はあっても、綺麗を提案する風潮が少なく意識が低い事が美容室内でお客様の情報格差に繋がる一因ともいえる。
美容室内での情報格差を無くすために必要な対策は、美容師の意識改革なのか、それとも美容室自体の体質変化するなのか
美容師の意識改革。個人能力に依存する方向性に期待するのもひとつかもしれない。しかし、現象で美容師個人の能力や意識改革に期待をし待ち望んで変化したという事例は稀です。
独立するタイプの人ですら提案できない美容師もいます。
じゃどう変化すればサロン内で情報格差を減らせるか。
それは美容室の仕組の変化しかない。
美容師任せだった顧客対応をどの段階まで仕組化し、サービスとして、技術的説明の側面として安定させるのかに尽きる。
美容師個人が発揮する個性はその先の話。美容師として髪を管理する者として最低限のサービスをしてからでなければ本末転倒。
昔からそうだ。美容師任せだった。
サロンの仕組みにスポットは当てられてなかった。
美容師任せだった結果が現在の美容室を多く生み出してしまった。
変わるべきは美容室だった
マニュアルという言葉がわかりやすいかもしれない。
自習し行動出来る数少ない美容師はさておき、大半の美容師はその事が出来ない。
だから安心して出来る仕組み(マニュアル)が必要。
それを整備できるのはサロン側でしかない。
状態格差を無くし、最適な方向へお客様を導く仕組み。その上に美容師個人の個性が花開く。
4月から新しい仕組みがスタートする。
楽しみだ!