ヘアカラーと白髪染めの違いって何?
そう、よく新規のお客様から質問されるこのテーマ!
ヘアカラーでも、白髪って染まりますか?
メニューに、ヘアカラーとしか書いてないんですけれど、白髪染めってメニューはありますか?
答は、
「はい!しっかり染まります!」
ヘアカラーと白髪染めを別物と思われているお客様が多く、この質問を多くいただきます。
何気なく口にしている「ヘアカラー」とは、日本語で言い換えると「髪を染める」って解釈です。
ヘアカラーの種類の中に、「アルカリカラー」「ヘアマニキュア」「ブリーチ」「ヘナ」などが存在します。
そして、ヘアカラーを大きく3つに分類すると、「アルカリカラー」「ヘアマニキュア」「ヘナ」に分類されます。
- アルカリカラーとは、1剤と2剤をミックスして髪の芯部まで薬剤が浸透し発色するカラーをさします。ダメージあり。
- ヘアマニキュアとは、イオン結合を利用して髪の表面に付着するカラーをさします。酸性カラーともいいます。ダメージ少ない
- ヘナとは、植物性の染料をお湯で溶かし、髪に塗布します。髪の表面で発色します。ダメージ少ない。
そして、その3つに分類されたカラーは、すべてファッションカラーも白髪染めも可能です。(ただし、マニキュアとヘナは髪を明るくさせることはできません)
ファッションカラーと白髪染め。いったい何が違うのか?
白髪と黒髪の決定的な違いは、色素があるかないか!
白髪の場合は、真っ白なを染めなくてはいけないので、本来黒髪が持っているブラウン色を多くミックスした調合をする必要があります。
逆に黒髪の場合、黒い色素を削らなければ髪が明るく見えないのと、色味も発色しないので、ブラウン色は少なく色味が多く調合されます。
白髪染めもファッションカラーも使う薬剤はほぼ同じ。
逆に、100%真っ白な髪色の方であれば、美容師の調合次第で真っ黒な髪色にもできるし、最新色の透明感溢れる髪色にも染めることは可能です。
黒髪の場合、ブリーチしてから再度カラーしないと再現できないような色でも、白髪染めなら一回で髪に負担をかけすぎることなく、仕上げることも可能です。
鈴鹿市の平均年齢も45歳近い状況。
サロンでも白髪染めの割合が多いです。
けど、
白髪染め=暗くなってしまう
白髪染め=おしゃれができなくなってしまう
白髪染め=人生終わり
的なネガティブ発想がまだまだ蔓延してる鈴鹿市内。
そんな、ネガティブ発想の人を減らしたくて白髪染めの記事書いてる僕です。
メーカーサイトから、取りあえず拝借した画像をのっけておきます。
全部白髪染めのデザインです。ちなみに、もっと明るく透明感ある仕上がりも可能です。
美容室のヘアカラー技術は毎シーズン進歩しています。
特に白髪染めに関しては、各メーカーがしのぎを削っている分野。
20代の女の子が、40代〜50代の白髪染めをされたお客様の仕上がりを見て綺麗な色ってってしまう今の世の中。
白髪染めとファッションカラーの垣根はありません。
仕上がりのイメージさえ伝えていただければ、あとは美容師のカラーミックス次第。
白髪が出てきてからが、本当のおしゃれを楽しむ時です。